こんにちは、栞です!
今日の大阪はええ天気で、うちのベランダではペチュニアがご機嫌さんに咲いてくれてます。
ところで、あなたのベランダの子は、元気に花を咲かせてますか?
「葉っぱばっかり元気で、肝心のお花が全然咲かへん…」
「なんでうちの子だけ?」なんて、しょんぼりしてへん?
大丈夫、大丈夫!
何を隠そう、この私も昔はミニトマトを全滅させた「トマト大虐殺事件」の犯人やから(笑)。
あの時は本当にショックで、ガーデニングやめようかと思ったくらい。
でもね、ちょっとしたコツを知るだけで、植物はちゃんと応えてくれるんよ。
この記事ではね、難しい話は一切なし!
かつての私みたいに悩んでるあなたへ、ズボラさんでもできる、お花がみるみる元気になるカンタンな裏ワザだけを、ぎゅっと詰め込んでお届けします。
ほな、一緒にはじめよか!
もしかしてコレ?花が咲かへん5つのサインと栞流の裏ワザ
まずはあなたのベランダの子をチェック!
なんで咲かへんのやろ…って悩んだ時、専門書を読んでも難しい言葉ばっかりで嫌になるやんね。
せやから、まずは難しいことは考えんと、見た目で判断しよ!
- 葉っぱの色、なんか濃すぎひん?:やたらと濃い緑色でワサワサしてるのは、元気な証拠…とは限らへんのよ。
- 茎がひょろひょろ〜って伸びてない?:まるで助けを求めてるみたいに、力なく伸びてるのは要注意サイン。
- 土、いつもジメジメしてへん?:愛情たっぷりも、度が過ぎるとあかんのや。
- 咲き終わったお花、そのままになってる?:「ありがとう」を伝えてあげるのが大事やねん。
- そもそも、その場所はあの子に合ってる?:人間にもインドア派とアウトドア派がおるみたいに、植物にも色々おるんよ。
どう?
いくつか当てはまることがあったかな?
でも、焦らんでええからね。
一つひとつ、一緒に見ていこ。
栞の失敗談「トマト大虐殺事件」から学んだこと
私がガーデニングにのめり込み始めた最初の夏、ミニトマトに挑戦したんよ。
毎日お世話して、赤い実がなるのを夢見ててんけど…ある日、茎にびっしり黒いツブツブが!
そう、アブラムシの大群。
もうパニックよね。
慌ててホームセンターに駆け込んで、強力な農薬に手が伸びかけた。
でも、その時ふと思ったんよ。
「うちの子ども、このベランダを素足でペタペタ歩き回るのにな…」って。
そこで我に返って、薬を使うのをやめたん。
そこから独学で、牛乳スプレーとか、虫が嫌いなハーブを一緒に植える方法とか、色々試してん。
結局その年のトマトはあかんかったけど、この手痛い失敗から、私、大事なことを学んだんよ。
花も人間と一緒。無理させたらあかん。
完璧を目指さんでええねん。
失敗も笑い飛ばすくらいの余裕が、植物とも自分とも、ご機嫌に付き合うコツなんやなって。
【原因1】お日様との付き合い方、間違ってへん?
「日当たり良好」の思い込み、実はキケンかも
「うちのベランダ、南向きで日当たり良好やから大丈夫!」って思ってへん?
実はそれが落とし穴かもしれへん。
元営業ウーマンの癖で、つい観察しちゃうんやけど、一日中同じように日が当たる場所って意外と少ないんよ。
特に夏の西日は要注意。
人間かて、午後の強い日差しはしんどいやん?
植物も一緒で、葉っぱから水分がどんどん奪われて、ぐったりしてしまうことがあるねん。
一度、お茶でも飲みながら、朝・昼・夕方でベランダのどこに日が当たってるか、ぼーっと眺めてみて。
「え、この時間はこの子には日があたってへんかったんや!」って発見があるはずやで。
栞流ウラ技:100均グッズで「おひさま特等席」を作ったる!
「うち、そもそも日当たりが悪いねん…」って人も諦めんといて!
工夫次第で、ちゃーんとおひさまの特等席は作れるんよ。
使うのは、みんな大好き100円ショップのグッズ!
例えば、小さなラックや台の上に鉢を置いてあげるだけで、今まで日が当たらなかった場所に光が届くようになるんよ。
ベランダの床に白いタイルやボードを敷いてあげるのもおすすめ。
光を反射して、下の方の葉っぱまで明るくしてくれるねん。
お金をかけんでも、ちょっとした工夫でベランダは変わる。
それもガーデニングの醍醐味やで!
【原因2】お水ごはん、あげすぎてへん?
「乾いたらたっぷり」の罠と根っこのサイン
植物を育てる時、「お水は毎日たっぷりあげましょう」って思ってへん?
その優しさが、もしかしたらあの子を苦しめてるかもしれへん。
お水をあげすぎると、土の中がずっとジメジメした状態になって、大事な根っこが呼吸できひんようになるんよ。
これがいわゆる「根腐れ」。
人間でいうたら、ずーっと息を止めさせられてるようなもんやから、そりゃ苦しいわな。
「土の表面が乾いたらあげる」のが基本やけど、これも季節によって全然違うから難しいんよね。
そんな時は、鉢を持ってみて。
お水がたっぷり入ってる時はズッシリ重いけど、乾いてくるとビックリするくらい軽くなるんよ。
この重さの違いを覚えておくと、水やりのタイミングが掴みやすくなるで。
栞流ウラ技:割り箸一本で解決!ご機嫌さん水分チェック
もっと簡単な方法もあるんよ。
それは、割り箸!
使い方はカンタン。
土に割り箸をそーっと挿して、しばらくしてから抜いてみて。
割り箸が湿って土がくっついてきたら、まだお水は十分足りてるサイン。
逆に、乾いてサラサラやったら、「お水ごはん、ちょうだーい!」のサインやね。
料理の時に竹串で火の通りをチェックするのと一緒。
これなら誰でもできるやろ?
慣れるまでは、この「割り箸チェック」で、あなたのお家のベランダの乾き具合を確かめてみてな。
【原因3】愛情たっぷり「おやつ」のあげ方
葉っぱばっかり元気なのは「おやつのあげすぎ」かも
「葉っぱはワサワサ茂って、めちゃくちゃ元気やのに、なぜか花だけ咲かへん…」
これ、ガーデニングあるあるの代表格やねん。
実はこれ、「おやつ(肥料)」のあげすぎが原因なことが多いんよ。
肥料には色々種類があるんやけど、特に「窒素(チッソ)」っていう成分は、「葉っぱを元気にするおやつ」やねん。
これをあげすぎると、植物が「葉っぱを育てるのに忙しくて、お花のこと忘れとったわ!」って状態になってしまうん。
人間でいうたら、ごはん(葉)ばっかり食べて、デザート(花)までお腹が回らん状態やな。
良かれと思ってあげたおやつが、逆効果になってるかもしれへんのよ。
栞流ウラ技:「お花のサプリ」をちょい足しするだけ!
じゃあどうしたらええの?って思うやろ。
答えはカンタン。
「お花のサプリ」をあげたらええねん。
肥料の袋の裏を見てみて。
「リンサン(P)」って書いてある成分があるはず。
これが、お花を咲かせるための特別なサプリなんよ。
葉っぱばっかり元気な時は、今あげてるおやつ(肥料)を一旦ストップして、この「リンサン」が多く入った液体肥料を試してみて。
週に一回くらい、お水ごはんに混ぜてあげるだけ。
それだけで、「あ、そうやった!お花咲かせなあかんかった!」って思い出してくれるはずやから。
【原因4】そのまんまはアカン!「髪の毛カット」のお時間やで
咲き終わった花は「ありがとう」って言いながらカット
きれいに咲いてくれたお花、しおれてきても「なんだか切るのがかわいそう…」って、そのままにしてへん?
その気持ち、めっちゃわかる。
でもな、次の花を咲かせるためには、この「髪の毛カット」がめちゃくちゃ大事やねん。
咲き終わった花(花がら)をそのままにしておくと、植物は「よし、役目は終わったから、次は種作りに集中しよ!」って思うて、新しい花を咲かせるのをやめてしまうんよ。
せやから、咲き終わった花は、「きれい咲いてくれてありがとうね」って心で伝えながら、花の付け根から優しく摘んであげて。
そうすると、「あ、まだ咲いてええんやな!」って思って、次から次へと新しい蕾をつけてくれるようになるんやで。
栞流ウラ技:思い切って「おかっぱ頭」に!梅雨前の元気チャージ術
春に満開やったお花が、梅雨時になるとだんだん形が乱れて、ひょろーっとしてくること、あるやろ?
そんな時は、思い切って「おかっぱ頭」みたいに、全体をバッサリ切ってあげるのがおすすめ。
これを「切り戻し」って言うんやけど、難しく考えんでええよ。
全体の高さの半分から3分の1くらいまで、思い切ってチョキチョキ。
「え、こんなに切って大丈夫!?」って不安になるかもしれんけど、大丈夫!
梅雨前に髪の毛を短くしてスッキリするのと一緒で、風通しが良くなって、蒸れによる病気を防げるんよ。
切った後、ちゃんと新しい芽が出てきて、前よりももっとこんもり、たくさんの花を咲かせてくれるから。
これも、植物の生命力を信じてあげる、大事なお世話のひとつやねん。
よくある質問(FAQ)
Q: 葉っぱばっかりワサワサ茂って、全然花が咲きません…
A: それ、うちも経験あるわ〜! 十中八九、「おやつ(肥料)」のあげすぎやね。特にチッソっていう葉っぱを元気にする成分が多いと、花を咲かせるのを忘れちゃうねん。 まずは今あげてるおやつをストップして、「お花のサプリ(リンサンが多い肥料)」に切り替えてみて。 大丈夫、花はちゃんと応えてくれるから!
Q: 日当たりが悪い北向きのベランダでも、お花は楽しめますか?
A: もちろん楽しめるで! お日様がガンガン当たるのが苦手な子もいっぱいおるねん。インパチェンスとかベゴニア、ヒューケラなんかは、うちみたいな半日陰のベランダでもご機嫌さんに咲いてくれる優等生やで。 無理に日当たり好きの子を育てるより、その場所に合う子を選んであげるのが一番やね。
Q: 虫がつくのが怖いです。薬は使いたくないんですが…
A: めっちゃわかる!私もGだけは永遠の天敵やから(笑)。「トマト大虐殺事件」以来、薬は使わへんことにしてるねん。アブラムシ程度なら、牛乳を水で薄めたスプレーで十分。 牛乳の膜が乾く時に、アブラムシを窒息させてくれるんよ。あとは、ミントみたいな虫が嫌いな香りの子を一緒に植えとく(コンパニオンプランツ)のも効果あるで。 自然の力、なめたらあかんで〜。
Q: 一回咲いたら、それで終わりになっちゃいます。どうしたら次も咲きますか?
A: それは「花がら摘み」をしてへんからかもしれへんな。 咲き終わった花をそのままにしとくと、植物は「よし、種作りに集中しよ!」って思って、次のお花を咲かせるのをやめちゃうねん。 終わった花はこまめに摘んであげて、「まだまだ咲いてええんやで〜」って教えてあげるのが大事なんよ。
Q: 100均の土でも大丈夫ですか?
A: 全然大丈夫!うちもガンガン使ってるで。ただ、ちょっとだけ裏ワザがあってな。100均の土に、ホームセンターで売ってる「赤玉土」とか「パーライト」を少し混ぜてあげるだけで、水はけがめちゃくちゃ良くなって根っこが元気になるんよ。 これも節約ガーデニング術のひとつやね。
まとめ
どうやった?
あなたのお花が咲かへん理由、なんとなく見えてきたかな?
日当たりやったり、お水ごはんやったり、原因はいろいろあるけど、一番大事なのは「完璧を目指さんこと」やと私は思うねん。
ちょっとくらい失敗したってええやんか。
それも笑い話になる日が来るから。
ベランダの小さな世界は、あなただけの聖域。
土いじりは、最高のマインドフルネスやで。
この記事が、あなたがもう一度、花と向き合うきっかけになったら、めちゃくちゃ嬉しいわ。
ほな、また次のベランダでお会いしましょ〜!
良い一日を!